2015.7.10
text by Hayashi Shoya


『マジック・オリジン』のプレリリースが目前に迫っています。
新しいカードをいち早く触れると言うのは、いつの時代になってもとても魅力的で、その時の予習の為に種類の全て揃ったイメージギャラリーを見ているだけで「早くこのカードを試して見たい」と思わせてくれます。
(編：発売前が一番楽しいって人もいるよな。ワクワクしてしょうがない)

そして、ワンゲル部としてはもちろん、《山》のチェックも欠かしません。
今回は266番が個人的に好みです。

基本土地は自然の風景であってほしいという主義の僕としては、人工物の写った基本土地は本来余り好きではないのですが、そこに緑が少し入っていたりすると一気に評価が上がります。イラストにおける色遣いはかなり重要…だと個人的には考えています。

このイラストは、その街並みから察するに今回の主役の一人であるチャンドラの故郷、“カラデシュ”のものでしょうか。
(編：『マジック・オリジン』は5人のプレインズウォーカーの出身次元と初めてプレンズウォークした次元、合わせて10の次元を舞台としている。基本土地のイラストも各々4種類中2種が出身/2種が旅先と設定されている。チャンドラはカラデシュ出身でレガーサへと飛んだため、今回初出の次元を2つも担当、結果《山》も4種類すべてが新規イラストで収録。Hayashi君のような「山オタ」には嬉しい展開だろう)

カラデシュ絡みのクリーチャーは、そのフレーバーから飛行機械を出すものが多いですが、その飛行機械トークンがまた可愛いイラストとなっています。

リミテッドでいっぱい出してみたいですね。


今回は山として描かれた都市を取り上げたので、山に囲まれた都市・インスブルックの御紹介です。



オーストリアはチロル州の州都であります。ヨーロッパならではの古くからの町並みと、そこから覗く壮大な山がとても綺麗です。是非、画像検索でお調べください。
(編：名物はチロル風にくじゃが、「チローラー・グレーステル」だ！)