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「BMワンダーフォーゲル部」
第5回《血染めの月/Blood Moon》
 

2015.04.03
text by Hayashi Shoya



みなさんは《山》を「置く派」ですか? それとも「置かれる派」でしょうか?

僕は専ら置く派なのですが、絶対に自分では置かない「永遠の置かれる派」と言う方もいるでしょう。
《山》を見るだけで少し嫌な気分になる方もいらっしゃる事と存じます。


そんな、人をいろんな気分にさせる小悪魔的な《山》ですが、どんな派閥であろうとも否が応にも《山》を置かざるを得ない状況にさせられるカードがこのカードゲームには存在しています。


そう、《血染めの月》です。




山の紹介記事じゃないのかよ!と言うツッコミがあるかもしれませんが、第一回目に
>この記事では《山》に関する事柄をつらつらと書き連ねていければと思います。
と書いています。《血染めの月》は山に関するカードなので「セーフ」です。
(編:まあ、セーフです)


さて、この《血染めの月》ですが、本当に色んな環境で見ます。
1ゲーム目の1ターン目からこのカードか《月の大魔術師》を置くために全力を尽くすデッキもあるぐらいです。




そんな全力投球アクションの返しに《山》から普通に《ゴブリンの先達》がプレイされたりするのはご愛嬌でしょう。

また、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と並んだりしてジャッジを困らせるカードでもあります。




そんな《血染めの月》ですが、このカードを見ていると疑問が一つ湧いてきます。



「何故、月が血に染まったら地形が山に変わるのか?」



マジックでは良くあることなのですが、やはり気になります。
現実で赤い月が見えても島が山になったりはしません。そんなことが起きたら、今頃世界中山だらけになっているでしょう。ちょっと良いかもしれないですね。


さて、そんな疑問は実際に《血染めの月》を入手したときにカードのフレーバーテキストを読むことである程度解決できました。


「陰鬱な光が見渡す限りにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。」


つまり、《血染めの月》は地形そのものを変えているわけではなく、その地形の本質的なマナの力を赤に変えているのだろうと言う事です。ルーリングの便宜上《山》に変えている事にしているだけで。


ある程度納得出来る解では無いでしょうか。むしろこれ以上掘り下げれないので納得するしかありません。
「まほうの ちからって すげー!」の一言で済む物を無駄に数行使って書いてしまったわけですが、ここで全ての流れを断ち切って現実世界での赤い月を見てみましょう。






粗いです。さすがに悔しかったので僕が「ちゃんとしたカメラを買おう」と思った瞬間でもあります。

そんな訳でカメラも購入し、こうして記事も書いて、さあリベンジする機会はいつ何時になるでしょうか。人の手では干渉できない自然現象なんで、最悪数年後というパターンもありえますが…


赤い月 次 《検索》

………

(編:粗すぎる検索。しかしこれで欲しい情報に辿り着ける現代社会って素晴らしい。)


[検索結果]

4月4日は皆既月食で赤い月(ブラッドムーン)が発生!日本でも ...』





え、ほんとに?明日じゃん!


さすがにタイムリーすぎて焦りました。
(編:BMワンゲル部は毎週金曜更新なので、掲載日を狙ってこの日(4/3)にしたというわけじゃあないです。)

はやる気持ちを抑えて、一応、いつの4月4日か調べたら、バッチリ今年。紛うことなき2015年。知らなかった…


4/4(土)19時15分から部分月食が始まるそうなので、夜桜を見ながらの赤い月見なんてどうでしょう?
それでは、また次回。
(編:雨らしいぞ)





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