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プロモアーカイブ 第61回 ex.6 チャレンジ・デッキその1 
 
text by Iwa-Show

 ご無沙汰しておりました、プロモアーカイブのコーナーです!皆様年末年始はプロモ集めまくってましたか?…いい返事をいただけたテイで進めましょ。早速ですが2015年一発目のプロモアーカイブ、今回は目新しいものをってことで、「チャレンジ・デッキ」の紹介いってみよう!




2014/10/19

ハイドラの頭




《ハイドラの頭》。それ以外の何物でもない。そもそもトークンみたいな枠だけど色が見たことないものでなんだこれ?と思われた方もいるかもしれない。

 これは「テーロス」のゲームデーにて登場したチャレンジ・デッキというものに収録されているカードである。カジュアル・イベント「大群戦」をフィーチャーした企画、「英雄の道」。オートマチックにゲームを展開してくるデッキを相手にゲームをするという、いわば電子ゲームの「CPU戦」をマジックで行えるという実に面白い企画である。

 ブロックを通して展開された「英雄の道」、第1弾はテーロスのイメージアートでも登場したハイドラとエルズペス達勇者との戦いをイメージしたものだ。《ハイドラの頭》は、ドンドン生えてきてプレイヤーを苦しめるハイドラの首そのものである。マナもなく出現し、ハイドラ側のターンエンドにアンタップ状態の頭1つにつき1点のダメージをプレイヤー側に与える。
詳しくはこちらの動画で!

もう1年以上前の話なんだなぁ…

【緊急企画】ハイドラ戦をやってみた



貪欲で粗暴な頭


基本は《ハイドラの頭》がポコポコ生えてくるのだが、時折このような「精鋭」と呼ばれる特殊能力持ちが降臨してくる。この《貪欲で粗暴な頭》は普通の頭と同じくバニラではあるけども、硬い!タフネスが倍の6もあるということで、火力呪文一発で落とせるわけではなくなかなか手ごわいものだ。その分、首を落とした際の報酬も1ドロー付きと大きなものだ。






野蛮で活力ある頭


何の話だという名前をしているが、実際野蛮で活力があるのでしょうがない。タフネスは8、そしてハイドラのターン終了時に追加のワンアクション。これぞボスキャラといったところ。伝説のクリーチャーみたいなもので、これ以降の頭はデッキに1枚しか入っていない。






金切り声の巨大な頭


もう1体のボス・ヘッドはターン終了時に手札破壊を行う。早いターンにこれが飛び出しては、英雄側はかなり不利な戦いを強いられる。イラストは一本角が特徴的だが、あれ?これってどこかで見たような…?






噛みつく牙の頭



最後の頭はダメージばら撒き。迫りくる首が描かれているが、その後ろにも無数の頭に繋がるであろう首の付け根が見える。ということは、これはきちんと全身像を描かれたクリーチャーなのか?


……




コイツかぁ!ということで、次のセットに収録されるカードが先行チラ見せという形で登場していたのでした。《ネシアン未開地の荒廃者》、頭バラけた方が強い説あるな…。






混乱する睨み



まさかの呪文までハイドラ仕様。しかもこれは1ターンまたいで効果のある《オアリムの詠唱》ときたもんだ。のっけから強い。






ハイドラ陽動作戦


ハイドラが直接行ってくるアクションのみではなく、英雄側がハイドラを前にしてどう行動するのか、選択肢を迫ってくる状況をソーサリーとして唱えてきたりもする。この《ハイドラ陽動作戦》3点火力かクリーチャー除去になるというわけだ。






付け根からの新生


ハイドラは無限の生命力の象徴である。切ったはずの首が墓地から蘇ってくるいやらしいカードであり、イラストも絶妙なキモチワルさでVery Good。






貫通不能なハイドラの皮


ハイドラ呪文は全てソーサリーであるため、その効果をインスタントやエンチャント的に扱うためにターンをまたぐ呪文がデザインされている。この呪文は次のハイドラのターンの終了時と、かなり長い時間ハイドラを護ることになる1枚なのだ。






絡みつく首



プレイヤーにとってラッキーカードとなるか、あるいはアンラッキーか。ハイドラ側があまりに一方的な展開になってしまった時の保険ポジションであるこの1枚。たかが企画、されど企画ということで、政策人の遊んでもらいたい愛が感じられる1枚だ。






有毒なハイドラの息


タップ状態のクリーチャーに対するラスゴか、本体5点か。いずれにせよ強力な2つに1つ。ハイドラを操るホストがいればその人が選べばいいし、ハイドラを自動操作にしているのならばプレイヤーにとって痛い方を選ぶべきだろう。ハードな方が、ゲームは燃えるというものだ。






弱点への一撃



プレイヤーにとって嬉しいのか厳しいのか、判別に難しい1枚。対象を選ぶのをランダムにするならば、頭を全て裏向きでシャッフルして1枚選ぶと良いだろう。頭が落ちるのは嬉しいし、精鋭ならば報酬が大きいのでなおのことだが、しかし追加ターン。ドキドキするカードではないか。






英雄の丸飲み


とりあえずイラストが怖すぎる。もうお気づきの方もいるかもしれないが、ハイドラ呪文は全てFPSゲームのようにプレイヤーの眼前に広がる光景が描かれている。あなたがこの怪物と戦う英雄だ、という気持ちを高めてくれるではないか。それにしても怖い。






頭二つによる引き裂き


絶体絶命な光景。英雄となるには、こんな試練も乗り越えねばならないのだ。けどまあ、こなっちゃうとほぼ負けですよね…ライフの1/4を削り取る条件付き火力。






一斉突進



ハイドラとの対峙には、難易度というものが設定されている。ゲーム開始時に登場する頭の数が難易度と共に増えていくのだが、この《一斉突進》は高難易度だと最初からクライマックスなダメージを叩き込んでくる。イラストもTHE モンスターといったカッコ良さ。ハイドラって1つ1つ随分顔が違うんだね。


以上、15種類がチャレンジ・デッキ「ハイドラとの対峙」に収録されているカードだ。これらを用いたゲームは勿論楽しいものだし、コレクションとしても他と一線を画すその姿はアルバムを華やかなものにしてくれることだろう。というわけで、今週はここまで!また奥深いプロモや特別なカードの世界でお会いしましょう!

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