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プロモアーカイブ 第35回プロモアーカイブ プレイヤー褒賞プログラムプロモその4 
 
 全国のコレクターの皆様、こんにちは!今週もやってまいりました、プロモアーカイブのお時間です。僕は最近、「APACランド」などのプロモ用語で検索すると当コラムが検索上位にヒットするという事実を知り、とても嬉しい限りです。これからもどうぞよろしくお願いします、ということで早速今週もプロモをご紹介!




2007/12
滅び



 今週はこれ、プレイヤー褒賞プログラム。公式のトーナメントに参加した回数に応じて、定期的にプレイヤー宅に褒賞をお届けするという今は亡きプログラム。確かに、費用などの面を考えると、他の面を充実させてプレイヤーを喜ばせた方が良いだろうという判断は正しいものだと思う。こればかりは仕方がないが、この《滅び》のような素晴らしいプロモを家に居ながら受け取れたあの日々がもうやって来ないことが惜しくてならない。
ちなみに、前年度の《神の怒り》と同じくRon Spencerによる渾身のイラストが用いられている。プロモ界の素晴らしいペアである。





連絡



 《滅び》と共に2008シーズン褒賞の1番手を担ったのは《連絡》。こちらも前回(リンク)の後半紹介した「第10版組」である。飲料が入っているようなボトルが、どこかマジックではなく宣伝広告のような雰囲気を醸し出している。





火葬


 こちらも同じく「10th」からの登場となる。製品版のイラストをそのままに、カメラを引いて全体像が写るようにした構図となっている。これだけで全くの別物に見えるのだから不思議だ。





2008/03
マナの税収



 約1年前に発売された「次元の混乱」より、新規プロモが登場だ。イラストがより幻想的になり、ファンタジー小説の挿絵にでも出てきそうなものになった《マナの税収》だ。美しい。





調和


 同じく「次元の混乱」より、緑の強力ドローである《調和》。こちらも縦長の構図を生かしたより幻想的・神秘的な自然の象形物が描かれている。うん、美しい。






2008/07
思案



 出ました、褒賞プログラムで最も愛されているプロモと言い切ってしまっても過言ではない1枚、《思案》。当時のスタンダード、数年後のスタンダード、モダンでほんの少しの間、レガシー果てはヴィンテージまで。この時に誕生してから今日に至るまで、延々と使われ続けている1枚である。イラストも、もちろん美しい。





堕落


 こちらはこの年に発売された「シャドウムーア」にてカムバックを遂げた1枚。そのままプロモにも殴り込みと相成った。イラストは背景が暗すぎて一体何が起こっているのか分かりづらいのが難点ではあるが、黒単でこれをデッキに仕込んでいるのはなんともカッコイイものだ。






2008/11
謎めいた命令



 2009シリーズは少々早く、例年通りの12月からではなく11月から配布がスタートとなった。これにはローウィン・シャドウムーアブロックがイレギュラーな形で発売されたということが主な原因となっているだろう。
このシーズンのFoil枠は、当時は勿論・今でも現役バリバリ大車輪の活躍を見せる《謎めいた命令》。一時期はガクっとその流通価格を落としたプロモではあるが、今や全盛期を超えるものへと復活を果たしている。この時期にウィザーズから届いたけどまだ開けずにそのままにしていた郵便物があったな…という方は、今すぐそれを探し出した方が良い。




炎の投げ槍


 この年に発売された強力セット「シャドウムーア」の赤を代表する1枚がプロモに登場。イラストも大幅に変更されており、槍そのものよりも槍を投げようとしている男性が大きく描かれている。叩きつければインパクト溢れる1枚だ。




損ない


 こちらも同年発売「イーブンタイド」より。元のイラストは、砕けた鏡の中の自分と向かい合う、幽霊的・精神的な恐怖が描かれたイラストだった。それに比べて、こちらは肉体が異形へと変貌を遂げる、ホラーのベクトルが大きく変わった1枚となっている。こういう変化は実に面白い。


今週はここまで。また次に紹介するときは、2009年に配布されたカードから始めることにしよう。だいぶ現代に追いついてきたように感じたが、実はまだまだ5年前…はい、精進します。また来週お会いしましょう!


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