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高暢秀「グランプリ静岡参加レポート」 
 
text by Kou Changsu 


 どうも初めまして。高暢秀(コウ チャンス)と申します。

 今回は縁あってGP静岡参戦記を書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。
 では、さっそく本文へ進みましょう。



 今回使用したのは青白コントロール。
プロツアー「テーロス」が終わった時から調整を続けたデッキだ。では、まずデッキリストから。


Grand Prix Shizuoka 2013/12/21-22
Player:Kou Changsu
27land
4《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《変わり谷/Mutavault》
8《島/Island》
7《平地/Plains》

2creature
2《霊異種/AEtherling》

31spell
4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
4《今わの際/Last Breath》
1《本質の散乱/Essence Scatter》
3《解消/Dissolve》
4《拘留の宝球/Detention Sphere》
4《至高の評決/Supreme Verdict》
4《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion》
2《中略/Syncopate》
4《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》
15sideboard
2《真髄の針/Pithing Needle》
2《払拭/Dispel》
3《反論/Gainsay》
1《否認/Negate》
4《波使い/Master of Waves》
2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion》

 リストの解説は他に記事が上がっているのでそちらを参考にして見てほしい。

参考
瀬畑太郎
『ある日のGPの事である。一人の競技プレイヤーが、初日の下で2日目を待っていた。 ~青白コントロール調整録~』




本戦のレポートに入る前にデッキリストのなかで特徴的な《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》について少し。

このカードの利点から。

1.死なない

 いつでも呪禁を付けられるので、なかなか破壊されないため黒系に対して有効だ。メインだと《肉貪り/Devour Flesh》で対処されてしまうため使うのがサイドからがオススメ。


2.有効牌を探せる

 これはミッドレンジ系全般に効果的だ。占術を繰り返すことで好きなカードをすぐに見つけられる。
そして見逃せないのが有効牌をデッキのトップに隠せることだ。これによって黒系のハンデスから重要なカードを守れる。


3.青いクリーチャーで3/5というサイズ

 サイズも素晴らしいバランスだ。まず青くてタフネスが5あるため青白コントロールが苦手とする《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》や《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》を止められるのだ。

 止められるだけで突破できないのだが時間さえ稼いでしまえば有利なのはこっちだから問題ないだろう。それにパワーが3であるためこっちの《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》の-2能力に引っかからないためエルズペスとあわせると突破も可能となる。



 以上から黒系、赤系にとても有効なカードだ。特に黒系にはこれだけで勝てることも多い。黒系はサイドからハンデスを大幅に増量してくるのだが追加されるのは《強迫/Duress》であるためクリーチャーは落とせないこともポイントだ。
最近流行りのエスパーミッドレンジにも効果的だ。



 それではGP本戦のレポートへと移ろう。

Round1 BYE


Round2 BYE


Round3 青単信心

Game1
 序盤から《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》と《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》が通ってしまい有効牌を占術で探される展開。せめてタッサに殴られまいと《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》を構えながらほかの生物をさばく。

 途中《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》と《波使い/Master of Waves》を出されて万事休すかと思うも、すんでのところで《今わの際/Last Breath》を引けて大量ドローは防ぐ。

  その内、こちらのジェイスから《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》や《拘留の宝球/Detention Sphere》を見つけてどうにか捌いて勝ち。

サイドin

3《反論/Gainsay》
2《払拭/Dispel》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

1《霊異種/AEtherling》
1《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
2《中略/Syncopate》
1《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《解消/Dissolve》
 《反論/Gainsay》はあれば当然入れます。
 《払拭/Dispel》は青単信心がサイド後にカウンターを大量に積んでくるので入れます。これがないと相手の細かく動きながらカウンターという動きに対処できないことがあります。

 エルズペスに関しては相手に《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》があるので大した活躍は期待できないかもしれませんがこのカードの最大の利点は青くないこと、つまり相手の《反論/Gainsay》に引っ掛からないことです。

 逆に《霊異種/AEtherling》や《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》は大振りな動きのわりに《反論/Gainsay》に引っ掛かるため減らします。

  また、こっちも《反論/Gainsay》を積むのでカウンターも少し減らして《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》を枚数調整で抜きます。


Game2
土地が止まってしまいサンドバック状態で負けました。

サイドin

1《中略/Syncopate》

サイドout

1《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
先手なので《中略/Syncopate》を打ちやすいので1枚戻しました。


Game3
 序盤の小競り合いの際に隙をついて《霊異種/AEtherling》を通します。
これをしっかり守って無事勝利しました。


通算 3-0







Round4 黒単信心

Game1
 相手が除去ハンドをキープしたようで派手なアクションもなく中盤に《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》連打からの《霊異種/AEtherling》であっさりと勝利。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《今わの際/Last Breath》

  《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》は上で述べたとおり。《真髄の針/Pithing Needle》は負けパターンの《地下世界の人脈/Underworld Connections》や《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead》に対応できます。エルズペスは追加の有効牌として。

 《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》や《今わの際/Last Breath》はサイドアウト。サイド後は有効牌の数の勝負になるので無駄になりやすいカードは減らして行きます。


Game2
 《強迫/Duress》を連打されるも《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》には触れない様子。
結局5ターン目に降臨してそのまま有効牌を探しながらプレッシャーを掛け続けて勝利。

通算 4-0






Round5 青白コントロール

Game1
  こちらが手札に除去ばかり引いてしまい、騙し騙ししのぐ展開。

 お互いが《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》をコントロールしていて、かなりの長期戦。
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》を巡るやりとりや《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》を巡るやりとりを経たのちに、相手の《霊異種/AEtherling》が先に着地してしまう。

  1ターン挟んでこちらも《霊異種/AEtherling》を出すことに成功するものの、ライフに差がついてしまった。
しかしこっちは《霊異種/AEtherling》の殴り合いを見越して中盤から《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》を2枚しっかりと溜め込んでいた。

 また、相手のアゾリウスの魔除けは序盤に1枚つかい2枚はジェイスでデッキの底に送られていたのでライフ差はあるけれども殴り合いは有利。

 結局、アゾリウスの魔除けでダメージをへらしつつ追加の《霊異種/AEtherling》も出せてダメージレースをしっかりとまくって勝利。

サイドin

3《反論/Gainsay》
2《払拭/Dispel》
1《否認/Negate》
1《真髄の針/Pithing Needle》


サイドout

4《至高の評決/Supreme Verdict》
2《今わの際/Last Breath》
1《拘留の宝球/Detention Sphere》

 入れたのは追加のカウンターに《真髄の針/Pithing Needle》。《真髄の針/Pithing Needle》は先に《霊異種/AEtherling》を出されてしまうと負けやすいのでお守りとして。
代わりに除去を減らしておく。


Game2
 序盤から良い感じに《変わり谷/Mutavault》でビートする展開。
しかし手札には大したカードは無く、エルズペスを通されてしまってこれに対処出来ず敗北。

サイドin

4《波使い/Master of Waves》
2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

2《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《真髄の針/Pithing Needle》

 とにかく時間が無い。
 ダメージを与えうるカードは全て入れて長期戦を見越したカードを抜く。ちなみに残り5分強。
 引き分けは負けに等しいので早く勝つパターンだけを追求。


Game3
 急ぐのは相手も同じ。
 序盤からカードを叩きつけあうミラーマッチとは思えない展開。おそらく《霊異種/AEtherling》くらいしか想定してなかったのか5マナ圏に入ってもアグレッシブに動いてくるので《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》を通す。

 あとはスフィンクスがカウンターをかき集めて《変わり谷/Mutavault》と共にビート。
 途中《至高の評決/Supreme Verdict》をくらうも返しに《霊異種/AEtherling》をだして約3分ほどで勝利。

通算 5-0






Round6 黒単タッチ白

Game1
 相手が除去ハンドをキープしたようで啓示からの《霊異種/AEtherling》と動いて勝利。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《今わの際/Last Breath》
1《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》

 基本的に黒単信心と同じ。抜く除去が魔除けか今わの際かの差。


Game2
 《強迫/Duress》、《罪の収集者/Sin Collector》、《思考囲い/Thoughtseize》で全部抜かれて《地下世界の人脈/Underworld Connections》で負け。

サイドin

4《波使い/Master of Waves》

サイドout

3《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《至高の評決/Supreme Verdict》

 相手がサイドに手を伸ばさなかったので除去はかなり減らされたままと予想。


Game3
 序盤からハンデスから《地下世界の人脈/Underworld Connections》を連打されるも《拘留の宝球/Detention Sphere》で対処。
今度は《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》で攻めたいけど土地が引けない。

 どうにか出した頃には《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》と《冒涜の悪魔/Desecration Demon》が。
 最後は土地さえ引ければエルズペスで逆転できるというところで引いたのは《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate》…。

 そのまま殴り切られて負け。

通算5-1






Round7 赤単信心タッチ緑


Game1
 土地が詰って良いとこなくサンドバックに。

サイドin

4《波使い/Master of Waves》
2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

2《今わの際/Last Breath》
4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《霊異種/AEtherling》

 入れるのは盤面を維持するカード。
 構えて《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》から勝利というプランは、《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》を積んでる相手にはあまり向かないので攻める。

 抜くのは効果の薄い軽除去と軽いフィニッシャーが入った分重い《霊異種/AEtherling》を。


Game2
序盤から相手のカードを捌くけども、なかなか攻めるカードに巡り会えずに膠着。

 先に相手から《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》を出されてしまいこのまま殴り切られそうなところでギリギリ《至高の評決/Supreme Verdict》を引く。

 そのあとも土地を引き続け次のドラゴンに対処出来ずに負け。

通算 5-2






Round8 黒単タッチ白

Game1
 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》に《英雄の破滅/Hero’s Downfall》をうってもらってから《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》を出すと対処されずに勝利。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
4《波使い/Master of Waves》


サイドout

1《至高の評決/Supreme Verdict》
4《今わの際/Last Breath》
4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》

 相手が相当な枚数サイドをいじっていたので抜くのはどうせ除去だろうとクリーチャーたくさんプラン。


Game2
 序盤の《波使い/Master of Waves》連打でライフを相当持っていくも連続で《英雄の破滅/Hero’s Downfall》を引かれて攻めきれず。
そのうち《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》が出てくるも《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》で応戦、膠着する。
相手がしびれを切らせて血男爵の追加をしてきたところをエルズペスで対処。

 あとはスフィンクスが殴るだけ。


通算 6-2






Round9 赤単タッチ白

Game1
 土地が島、平地、《変わり谷/Mutavault》3と変に偏ってしまってなにも唱えられずに負け。

サイドin

4《波使い/Master of Waves》
2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

2《今わの際/Last Breath》
2《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《解消/Dissolve》
2《霊異種/AEtherling》
 Game1で見たのは《灰の盲信者/Ash Zealot》、《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》、《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》、《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》、《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》。

 赤単といっても殴る形と信心系で随分サイドが違うが今回はおそらく信心だろうと判断。一応殴る形の可能性も否定できないためカウンターを1だけ減らした。


Game2
 信心系かと思った相手からでてきたのは《火拳の打撃者/Firefist Striker》。そう、相手は殴る形と信心をハイブリッドした形だったのだ。そしてまたもや色事故。今度は白マナがでずに《至高の評決/Supreme Verdict》がうてない。

 相手の猛攻撃の前に残りライフが1となってしまう。もはや引いていいのは平地のみだ。そして返しのターンでもひけない。
ラストチャンスで《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》の-2能力を使用する。

一枚目…違う



二枚目…違う




三枚目…引いた!!!


 すんでのところで手に入れた平地から《至高の評決/Supreme Verdict》。
 返しの脅威も《解消/Dissolve》でさばいてから大きく啓示を打つことでなんとか勝利。


サイドin

1《今わの際/Last Breath》
2《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》


サイドout

2《中略/Syncopate》
1《解消/Dissolve》
 相手が信心と殴る形のハイブリッドなのでサイドが難しかったが、攻める戦略を取った相手を意識してチェンジ。


Game3
 運命の三本目。
序盤は都合良く引いた《今わの際/Last Breath》を連打して裁くも無念の土地事故。3で止まってしまう。
その間のダメージは少ないが相手の場が整ってきてピンチ。どうにか4枚目の土地を持ってくるも脳裏によぎったのは《ボロスの魔除け/Boros Charm》/Boros Charm》。ここで手札の《至高の評決/Supreme Verdict》をうって魔除けを合わせられると場が死んでしまう。

 しかしボロスの魔除けは未だに打たれてないし、信心系が含まれている分入ってない可能性も十分ある。勝負を決めかねない状況で悩んで《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》を選択。

 すると相手から飛んできたのは《ボロスの魔除け/Boros Charm》!

 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》はアタックと合わせて破壊されてしまったがどうにか即敗北を回避。安心したところで相手からは追加戦力が。

 これは至高の評決の存在を考えると温存しそうなものを追加してきたということは、至高の評決が怖くない、つまりボロスの魔除け2枚目の存在を匂わすプレイ。

 もちろん持っていない可能性もあるがここは安全に動く。思考を築く者、ジェイスをプレイ。


 まだ《至高の評決/Supreme Verdict》は貯める。すると相手は長考の末《ボロスの魔除け/Boros Charm》2枚目をプレイし、《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》を破壊しながら最後の手札である《火拳の打撃者/Firefist Striker》をプレイしてエンド。

 もちろん《至高の評決/Supreme Verdict》を即打ってからしばらくして《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》をX=6でうつ。

 勝ったと思ったが引いたのは《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》1と大量の土地…。
そこからはボロス相手に《変わり谷/Mutavault》でビート。出てきたクリーチャーをうまく裁きながら最後までなぐりきって勝利。

通算 7-2

 晴れて初日突破。ギリギリの試合が多く疲労も限界に来てたのでホテルに帰ってからは即就寝。
明日に備える。






グランプリ本戦2日目


Round10 青単信心

Game1
 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》で防いで場にクリーチャーが溜まってきたところを《至高の評決/Supreme Verdict》と相性のよさを発揮して勝利。

サイドin

3《反論/Gainsay》
2《払拭/Dispel》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
1《霊異種/AEtherling》
 基本的にR3と同じ。


Game2
 相手はマナがギリギリなところを動いてくる。おそらく《霊異種/AEtherling》だけはカウンター出来るからだと思うがその思惑を《払拭/Dispel》でかわす。結局その霊異種が触られずに勝利。

通算8-2







Round11 青単信心

Game1
 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》からの《至高の評決/Supreme Verdict》と勝ちパターンが綺麗にハマって勝ち。

サイドin

3《反論/Gainsay》
2《払拭/Dispel》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
1《霊異種/AEtherling》
 Round4同様


Game2
 《至高の評決/Supreme Verdict》をたくさん引けて相手を寄せ付けずに《反論/Gainsay》をくぐり抜けたエルズペスで勝利。

通算9-2






Round12 黒単信心

Game1
 土地が2で止まってしまって《群れネズミ/Pack Rat》の群れに飲み込まれる。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《今わの際/Last Breath》


 Round4同様

Game2
 ハンデスで抜かれたはずの有効牌を都合よく引けて序盤は有利なまま進む。
そのまま《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》で殴り切る。

サイド なし
 相手がサイドを入れ替えていたのでどういうサイドになったか分かりにくいので無難に。

Game3
 綺麗にさばいていくも土地を引き過ぎている。
 最終的に《霊異種/AEtherling》と《冒涜の悪魔/Desecration Demon》の殴り合いで《変わり谷/Mutavault》が冒涜の悪魔をとめることが出来るかどうか。つまり最後に除去を引かれるかどうかという場に。

 ドキドキの一瞬だったが相手のトップは《夜帷の死霊/Nightveil Specter》でどうにか1ターン差をものにする。

通算 10-2







Round13 黒単タッチ白

Game1
 ハンデス連打からの《地下世界の人脈/Underworld Connections》連打に対応できず負け。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《今わの際/Last Breath》
1《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》


Game2
 ハンデスで除去を抜かれてからの《群れネズミ/Pack Rat》に対処できずに負け。

通算 10-3






Round14 黒単信心

Game1
 相手が《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》、《変わり谷/Mutavault》3で止まる。
 この隙に積極的にこっちの《変わり谷/Mutavault》でアタックを仕掛けてライフはかなり押し込んだものの、止めを刺すには至らずに膠着。
 そうなるとメインは有効牌が多いこっちの方が強く啓示を打ったところで相手投了。

サイドin

2《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》


サイドout

4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《今わの際/Last Breath》
Round4同様


Game2
 事故気味なところに《夜帷の死霊/Nightveil Specter》に殴られて《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》を取られる。
 しかも《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》があったのでプレイまで可能。

そのまま盤面が回復できずに負け。


サイド
なし



 相手もちょこちょこサイドをいじっていたので素直なサイドのままで。


Game3
 ハンデス連打の前に有効牌が無くなるもトップデッキしたエルズペスでどこまでいけるかといったところ。
相手は《地下世界の人脈/Underworld Connections》で引きましており盤面には《群れネズミ/Pack Rat》が。

 運良く《英雄の破滅/Hero’s Downfall》は引かれずに次のターンにエルズペスの奥義からぎりぎり勝てるかと言ったところで相手からは《思考囲い/Thoughtseize》。群れネズミはまだ1体。

 こっちの手札には《今わの際/Last Breath》がありライフはかなりおされていてどこに打つか、もしくはうたないかで悩む。

・ネズミに打つと次のターンにエルズペス奥義から勝てない。

・自分のトークンに打つとやっぱり奥義で勝てない。

・打たないとアスフォデルの灰色商人を持たれていた場合負け。その分次のターンにエルズペスで勝てそう。


 結局相手に《地下世界の人脈/Underworld Connections》があり長引くとより不利になると思って打たずに次のターンに勝てるようにするもアスフォデルの灰色商人が出てきて負け。


通算 10-4






Round15 賞金を確定させるためにID




通算 10-4-1

 トップ100でこれまでなら賞金は出なかったのだが枠を拡大してたおかげで250ドルゲット。

  こうして俺のGP静岡は終わった。



反省
 黒系に対しての取りこぼしが多かった。
ハンデスで有効牌を抜かれてからはトップ勝負になりやすく運ゲーとなってしまった。もっと《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》を採用して有効牌を探しに行ける形にすべきだった。

 とりあえず今はサイドから4枚にして見て枚数を調整しようと思う。



 どうだっただろう?
青白コントロールはカードパワーが非常に高くこの先も一定数環境に居場所を確保し続けるだろう。今後も青白コントロールからは目が離せない!


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