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『神々の軍勢』プレビュー!  《ネシアンのデモロク》~貢ぐ?貢がない?~  
 
※画像を修正しました。誤解を招いたことをお詫びいたします。


 さあ、突然ですがプレビューのお時間です。『マジック:ザ・ギャザリング 「統率者(2013年版)』」のプレビューに引き続き、大事な大事なお仕事を託されたのは誠に光栄なことでございます。というわけで、次元テーロスに住まう神が率いる軍勢、2月7日発売の新製品『神々の軍勢』に新たに参入するカードを紹介します。


《ネシアンのデモロク》


 出ました、新能力「貢納」!もうすでに公式で発表され、コモンに神話レアにと情報が出ている能力ですが、改めてご紹介しよう。

 文字通り貢ぎ物を納めることである。神と人が共存する世界において、この貢ぎ物というものはなくてはならないものだろう。この世界の貢ぎ物受け取った神の眷属は、おそらく栄養たっぷりの貢ぎ物を喰らってそのサイズを大きくすることになる。

 この《ネシアンのデモロク》も5マナ6/6とう立派なサイズになる。「ネシアン」とういことは《狩猟の神、ナイレア》様が統治する森の生まれなのだろう。デモロクという言葉は、英文を見ていないのでわからないがおそらく造語だろう(デモロクでググっても、某超絶ボーカリスト閣下しか出てこなかった)。


 さて、人の生き方として、崇めるもの自由に選べるという権利がある。

 この世界の神々も同様で、貢ぎ物を拒否することもできる。しかし、その場合にはそれ相応の罰が下ることになる。
《ネシアンのデモロク》の場合、腹が減って猛り狂ったデモロクが、クリーチャーでないパーマネントを1つ踏み潰してしまう。多くの場合は、このアドバンテージを取られることを嫌った相手が貢ぎ物を納めることになるだろう。

リミテッドなら、5マナ6/6として運用することが圧倒的に多くなるだろう。《巨体の狐》がアタッカーとして運用できる「テーロス」のリミテッド考えれば、このクリーチャーも十分通用しそうなものだ。


 また、面白い使い方がしたければ「統率者戦」に限るだろう。
この能力が選ぶ対戦相手は1人だけであるため「あの《梅澤の十手》、壊したいよね?」「あ、はい。どーぞどーぞ邪魔は致しません」と2人で結託して《梅澤の十手》を壊すこともできるだろう。貢納をわざと払わないプレイヤーを指名することで、他のプレイヤーのクリーチャーではないパーマネント1つ(ここでいうと《梅沢の十手》)を破壊することが可能だ。

 これが《酸のスライム》などと違う点は、相手の協力が必要である点。スライムなら自分1人で盤面に触れ、結果そのパーマネントのコントローラーの怒りを買い、俗に言う「ヘイト値」が上がってしまうことだろう。しかしデモロクは、ある種「タッグ技」である。これならヘイト値も相方と半分こ、場合によっては相方がすべて引き受けてくれる可能性もある。追加のスライムとして採用してみては面白いのでは。


 まだまだこの「貢納」絡みのクリーチャーが今後発表されることになると思う。「貢ぎ物をくれなきゃ大暴れしちゃうぞ」なクリーチャー達の登場に期待しながら、発売までの日々を過ごしていきましょう!

今回も岩Showとリュウジによるプレビュー動画を掲載しているので、こちらも是非ご覧ください!

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