Omni-Tell・SnT
勝ち手段こそ違えど、デッキの鍵を握るカードはどちらも実質1枚コンボカードと呼ばれる《実物提示教育》です。
Omni-Tellは《全知》を、SnTは《騙し討ち》やそこから射出するためのクリーチャーを場に出し、そのままゲームを決めてしまいます。
これぞレガシーという理不尽さを味わえる、レガシーらしいコンボデッキです。

19land
8《島/Island》
3《裏切り者の都/City of Traitors》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》

2creature
2《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

39spell
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
4《全知/Omniscience》
4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4《時を越えた探索/Dig Through Time》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《実物提示教育/Show and Tell》
4《呪文貫き/Spell Pierce》
3《狡猾な願い/Cunning Wish》
2《定業/Preordain》
1《衝動/Impulse》
1《直観/Intuition》

Sideboard
1《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
2《防御の光網/Defense Grid》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》
1《蟻の解き放ち/Release the Ants》
1《四肢切断/Dismember》
2《拭い捨て/Wipe Away》
1《否定の契約/Pact of Negation》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《火想者の予見/Firemind's Foresight》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》

BIGMAGIC OPENレガシー 26位　Iino Akira　『酢肉飯』

リアニメイト
『大型クリーチャーを墓地に落とす』『墓地から大型クリーチャーを場に出す』
シンプルながら強力。これがリアニメイトの基本的な動きです。
一般的なリアニメイトは《入念な研究》やカウンター呪文を使用できる青黒が主体でしたが、BMOで入賞したリストは黒単色。いわゆる『ポックスリアニ』と呼ばれるアーキタイプです。デザイナーである石田さんの紹介記事があるので、そちらも是非ご覧ください。

BIGMAGIC OPENレガシー 21位　Ueki Junichi　『BIG HERO 6』

ANT
マナ加速から《むかつき》や《炎の中の過去》に繋ぎ、一気にストームを稼いだ後に、デッキでたった一枚の《苦悶の触手》で対戦相手のライフを吸い尽くしてしまいます。レガシーの代表的なコンボデッキと言えばこのデッキでしょう。

BIGMAGIC OPENレガシー 9位　Takahashi Yuuta 『ANT』

ドレッジ
リアニメイトも墓地を利用して戦うデッキですが、ドレッジはまさしく『墓地で戦うデッキ』です。
《ゴルガリの墓トロール》や《臭い草のインプ》の発掘能力によって、ライブラリーのカードが一気に墓地に落ちていく様は圧巻です。
サイドボード後は墓地対策に極端に弱いという弱点はありますが、墓地対策のないメインボードでは圧倒的なメイン勝率を誇る、ピーキーなデッキです。

BIGMAGIC OPENレガシー 51位　Ishiguro Tetsuya