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プロモアーカイブ 第6回 FNMプロモその2 
 

 早いものでプロモアーカイブも第6回、ここらで2周目に突入しようと思う。第1回で紹介したFNM1年目組に続くプロモ達を、早速紹介していこう

2001/06
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

 前回(2000/12)から半年の休眠期間を経て、2001/06から毎月FNMプロモが更新されていく流れがしっかりと確立され、今日に至っている。この仕切り直しのトップバッターが、当時から現在までこれを超える1マナ除去が作られず未だエターナルでバシバシ飛び交っている《剣を鍬に》。勿論初のFoil化であり、しばらくは唯一のFoilであり続けた。また、プロモという点でFoilに次いで大事な点は専用のフレイバーテキストを得たということだ。これは「To the Lord General Cromwell」という古典作品の一文を引用したものである。以降、これが当時のプロモの主流となる。

2001/07
《知恵の蛇/Ophidian》

 2001年度、FNMプロモは絶版のエキスパンション・基本セットから初のFoil化をさせていくというのがメインコンセプトであったようだ。では、当時スタンダードで使えないこれらのプロモに需要はあったのか?勿論あったのだ。当時はエクステンデッドというフォーマットの盛り上がり方が、スタンダードを凌駕しかねない程の勢いであった。この《知恵の蛇》もエクステンデッドに居場所を持っていた1枚だった。フレイバーで引用された古典は「Doctor Faustus」。

2001/08
《ジャッカルの仔/Jackal Pup》

 《ジャッカルの仔》もエクステンデッドの「スライ」の切り込み隊長として現役バリバリの活躍をみせていたため、このプロモも人気は高かった。引用された古典は「Julius Caesar」。かのシェークスピアの作品だ。

2001/09
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》

 「セニョールストンピィ」「5CG」といったデッキをスタンダード現役時に支え、エクステンデッドの「トレードウインド・サバイバル」で悪夢を見せつけ、さらに未だに「エルフ」などのデッキでその力を発揮するレインジャーも、ここでFoilとなっている。引用された古典は「Walden」。

2001/10
《カーノファージ/Carnophage》

  例えプロモとなるカードがコモンであっても、それが強力なもの・一時代を築き上げたものであれば貰えるプレイヤーは嬉しいものだ。さらにそれが美しいFoil仕様であれば尚更のこと。この1マナのゾンビも、多くの愛好者には嬉しい1枚だった。「Inferno」という古典作品がフレイバーに引用されている。

2001/11
《衝動/Impulse》

  流れで行くならここで白のカードとなるのだが、《剣を鍬に》が豪華すぎたためか飛ばされ、青からこの1枚がプロモとなっている。しかしこれも《剣を鍬に》に負けず劣らずの強力で人気のドローカードだ。今回は古典フレイバーはなし。

2001/12
《火炎破/Fireblast》

  《ジャッカルの仔》に引き続き登場した赤の1枚は通称ピッチスペルのこのカード。それぞれスライに採用していたプレイヤーは次の1枚が待ち遠しくなったことだろう。こちらも古典引用はなし。

2002/01
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》

  一回飛ばされてしまった白。しかしそんなことは些細に思える強力・人気なこのクリーチャー新年早々颯爽と登場したのだ。他が軒並みコモンの中でアンコモンからチョイスされているのも優遇されている。久々の引用古典作品は「On Providence」

2002/02
《アルビノ・トロール/Albino Troll》

  ウルザ・マスクス時代の緑を支えた緑のエースもFoil化。初代FNMプロモである《リバー・ボア》と共に駆け抜けた日々を思い出したプレイヤーもいたのではないだろうか。

2002/03
《雲散霧消/Dissipate》

現在のスタンダードでも活躍する名カウンター、《雲散霧消》もこの時点でプロモとなっていたのだ。同じくプロモ先輩である《知恵の蛇》《衝動》と共に輝いた1枚である。

2002/04
《黒騎士/Black Knight》

  基本セットの定番でありながら、第7版に収録されずFoil化の機会を逃していた黒の看板もここでFoilに。雰囲気抜群の初代イラストで、しっかりと新規古典フレイバー「Idyls of the King」を引っ提げての登場だ。

2002/05
《花の壁/Wall of Blossoms》

  スタンダード・エクステンデッドで猛威を振るった各種「サバイバル」の必勝パターンを支え続けた、ドローエンジンも念願のFoil化。ファン待望の1枚に与えられた古典フレイバーは「Compensation」

2002/06
《投火師/Fireslinger》

  《剣を鍬に》から1年、今回のプロモアーカイブ最後の1枚はスタンダード現役時に「スライ」でいぶし銀の活躍を見せたこの1枚。このカードに与えられたフレイバーは世にも有名な「Romeo and Juliet(ロミオとジュリエット)」。フレイバー・マニアも見逃せない1枚となっている。

 今回はここまで。これからもプロモの紹介を毎週行っていきますので、毎週末は楽しんでいただけたらと思います。

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